広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第142回 「映画」
 

佐藤健志郎

半導体集積科学専攻博士課程前期2年
HiSIM研究センター

 

 


こんにちは、博士課程前期2年の佐藤健志郎です。
今回コラムを書く機会をいただきましたので、今まで話題に出ていない私の趣味である「映画」について少し紹介させていただきたいと思います。
映画マニアの方々にはまだまだ及びませんが、映画(洋画ばかりですが)を見た数には自信があります。そこで、みなさんにもっと映画に興味を持ってもらうために、私のオススメしたい映画ベスト5を紹介させていただきます。
どの世代でも充分に感じ取れて価値観のリフレッシュにもなるような、“理系向け”をテーマにしてみました。ちなみに、yahoo映画では高評価なものばかりです。
ストーリーを紹介するのは苦手ですので、好きなキャストとコメント程度でお許しください。

1つ目:「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」
「レナードの朝」等で有名なロビン・ウィリアムズ(2年前に亡くなってしまいました。。。)と、ジェイソンボーンでおなじみのマッド・デイモン主演の作品です。互いに心の傷を負った2人と、その友達、そして恋人と共にそれぞれが成長していくヒューマンドラマです。私の中では名作中の名作です。映画を見た後に、大学に通って勉強する意味や友達との日々の過ごし方についても改めて考え直すことができます。

2つ目:「インターステラー」
監督はバットマンを手がけたクリストファー・ノーランです。キャストはアン・ハサウェイくらいしか知りません。地球を離れ別の銀河系に居住可能惑星を探索するストーリーです。あらすじを見てもただのSF映画のように思われますが、理論物理学者のキップ・ソーン氏が科学的根拠に基づいて宇宙の舞台を再現していますし、ストーリーもしっかりとしていて理系にはもってこいの感動作です。

3つ目:「リアル・スティール」
ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリンの人)がものすごくカッコイイ映画です。ロボットを使ったアクションドラマですが、ただのロボット映画ではなく親子のきずながメインの感動ストーリーです。映画館で見てからずっと友達に紹介し続けていますがなかなか見てくれないので、興味のある方はぜひ見て感想を聞かせてください。

4つ目:「小説家を見つけたら/Finding Forrester」
「グッド・ウィル・ハンティング」と同じ監督であり、初代ジェームズボンドのショーン・コネリーが出演しています。老いてしまいましたが、むしろ今のほうがかっこいい。こんな歳の取り方をしたいです。ストーリーは「グッド・ウィル・ハンティング」と似ていますが、見た後に心温まる作品となっています。同じ監督ならではの、最後にサプライズゲストも出ています。ショーン・コネリーが好きならぜひ。

5つ目:「LEON」
一番好きな映画です。まったく関係ありませんが、12月が近づくと見たくなってしまいます。とにかくマチルダ(ナタリー・ポートマン)が可愛いです。殺し屋を演じるジャン・レノもナタリー・ポートマンも役にハマっていて、この2人の魅力がうまく引き出されている映画です。かなり有名な映画なので、見たことない人はぜひ見てみてください。


読書も大事だとは思いますが、映画には実話をもとにしたものもあり、自分の生き方や価値観、恋愛、戦争等について改めて考え直すきっかけにもなります。安倍総理も「映画は文化です」とおっしゃられていました。数字や物理に囲まれているなかで、時には“文化に触れる”という意味で映画を見てみるのもいかがでしょうか。








(2017/1/19)

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