広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第136回 「新天地にて」
 

武内 裕香

室蘭工業大学 助教

2015年03月 広島大学大学院 , 博士後期課程 修了


7月に入り、あっという間に1年の半分が終わってしまいました。
今年の夏は猛暑になるということですが、こちら北海道では先月までストーブを使っていました。

平成26年度に半導体集積科学専攻を卒業した後、北海道へ移り、現在、社会人2年目です。
出身は埼玉のため、寒冷地への移動に戸惑いもありましたが、なんとかやっています。

北海道に移り、いくつか初めて知ったことがいくつかありました。

1つ目は、「水抜き」です。
寒冷地では常識のようですが、知りませんでした。
引っ越し先のアパートに水抜きボタンがありましたが、
よくわからなかったので、水道屋さんに一から教えてもらいました。

2つ目は「雪虫」です。
秋ぐらいに発生する虫です。
酷いときは、まともに歩けないくらい大量発生します。
マスク必須です。

3つ目は「締めが乾杯」ということです。
関東や広島にいた時は、一本締めでしたのでそれが普通だと思っていました。
ところが、北海道では飲み会でそろそろお開きにしようかとなると、
みんな飲み物を注いだり、新たに注文をしはじめます。
こちらとしては「え、帰るんでしょ!?」と戸惑いますが、飲み物がそろったところで『乾杯』の音頭があり、その後、飲み会が終わります。
(ちなみに、飲み会の始まりも乾杯です)

新しい環境に慣れることは、想像以上に大変なことでしたが、
毎日が新鮮で、1日がとても短く感じられます。

あと北海道にきて飛行機に少し詳しくなりました。
写真は、一番大好きなボーイング777シリーズの300型(B773)です。
大きくて迫力がありますが、キャパが大きいので乗り降りに時間がかかるのが難点です。


(2016/07/14)

PAGE TOP
広島大学RNBSもみじHiSIM Research Center