広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第98回 「納豆雑談」
 
王 密田(Wang Mitian)
博士課程前期2年
ナノデバイス・バイオ融合科学研究所


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 こんにちは。半導体集積科学専攻博士課程前期2年の王密田です。今回、外国人である私から納豆について少しお話したいと思います。私は日本に留学に来てから、いろいろな美味しい食べ物を食べました。その中でも納豆が非常に面白いと思っています。納豆は日本の伝統の食べ物の1つであり、大豆を納豆菌によって発酵させた日本の発酵食品で、弥生時代に偶然作られたそうです。何百年の歴史もある納豆は日本人に似ていると思います。日本人の皆さんはびっくりするかもしれませんが、私はそう思います。
 納豆パック中の調味料を入れて、箸で混ぜると、ネバネバした糸がたくさん出てきました。私は待っていたとばかりに一口食べてみました。その奇妙な食感と個性的な味といったらなかったです。さらに納豆が混ざると、糸が多くなり、本来はばらばらだった豆がつながりました。これこそ私がこんなに納豆が好きな理由かもしれません。
  日本人も納豆のようにお互いに支え合って生きて行くものです。一人では、小さくて取るに足りない、でも一旦みんなで団結すれば、強い力が爆発して、大きなことを成し遂げることができます。3.11大地震の後、日本人の強い団結力や絆を我々外国人に見せてもらいました。本当に納豆みたいに混ぜれば混ぜるほど、糸が多くなります。これは私が納豆は日本人に似ていると言っているわけです。 皆さん、どうですか、そう思わないですか。

 

(2014/07/30)



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