広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第70回 「就職活動について」
 
古瀬 貞治
博士課程前期2年
ナノデバイス・バイオ融合科学研究所


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 最近の学生生活について、特に就職活動についてのお話をしたいと思います。
 私の一つ上の学年(昨年度卒の先輩方)より、企業の広報活動開始時期が10月から12月に変わりました。それに伴い、採用活動が全体的に後ろ倒しになり、2~3月頃が企業説明会やESの提出のピークを迎え、さらに本業の研究ととても忙しい日々でした。
 就職活動では多くの人・企業に触れ合い、そして多くを学べたと思います。その中でも心に残っているのが、都市部の大学生達の「積極性」です。彼らは質問時間になると、積極的に手を挙げ、質問をしていました。「なんとなく」説明会に参加していた私にとって、それは非常に刺激的で、危機感を感じるとともに「負けてたまるか!!」と思ったことを覚えています。
 また、とある半導体メーカーの工場見学に行ったときのことですが、非常に大規模なクリーンルームには驚かされました。広大な面積(サッカーのフィールドくらい??)のクリーンルームに所狭しと多くの半導体製造装置が並んでおり、100名を超えるエンジニアがそこで働いていることをお聞きしました。
 最後に、これから就職活動を行う後輩達へのアドバイスですが・・・
① 業界研究・会社研究はこれでもかと言うくらいに入念に行って下さい。私自身、面接で自分の勉強不足を指摘されるという苦い経験をし
  ました。
② 合同企業説明会では、時間が余るようなら興味の無い企業の説明会にもぜひ参加してみて下さい。色んな企業の話を聞くことによって、
  希望の会社との比較(いい点・わるい点等)ができます。また、会社との運命的な出会いがあるかもしれません。
以上です。就職氷河期と言われておりますが、あきらめなければ絶対に内定は取れます。頑張ってください。




(2013/6/6)




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