広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第65回 「成果のスケール」
 
佐々木 守


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以下、Wikipediaからの抜粋である。
「ランダウは、物理学者を0から5までのランクに分類して評価した。
このランクは対数スケールであり、ランク1の研究者はランク2の研究者に比べ10倍の成果を上げると考えた。
この評価によると、ランク0にアイザック・ニュートン
アルベルト・アインシュタインはランク0.5。
ランク1にはニールス・ボーアヴェルナー・ハイゼンベルクポール・ディラックエルヴィン・シュレーディンガー
エリンコ・フェルミサティエンドラ・ボースユージン・ウィグナーらが位置づけられた。」

レフ・ランダウ:ノーベル物理学賞を受賞対象となった絶対零度近くでのヘリウム理論的研究の他、
業績は多岐にわたり、液体ヘリウムや金属中の電子系にも応用されることとなるフェルミ液体フェルミ流体Fermi liquid)の提唱、
二次相転移の現象論(ランダウ理論)、プラズマ振動の理論(ランダウ減衰)などがある。

成果のスケールを対数にした点が面白いと思ったので紹介した。
物理学に限らず、(底10は大きすぎるとしても)仕事の成果、結果を比較すると対数スケールになるように思う。
「だから何?」と聞かれると言いたいことは何もないのだが。。。


(2012/9/20)




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