広島大学 大学院先端物質科学研究科 半導体集積科学専攻

コラム   

第46回 「新・西条駅」
 
三宅 正尭
 
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 広島大学東広島キャンパスの最寄りの駅、JR西条駅が新しく生まれ変わるらしい。平成23年10月に工事着工。平成26年12月まで約3年間、31億3千万円をかけて、駅舎を3階建てに建て替え、駅北側にもロータリーと通路を設置して南北を結び、エスカレータやエレベーターを設置してバリアフリー化されるそうだ。既にトイレが移設されていて、夏には仮駅舎の運用になるらしい。

 これまで出張や旅行で各地の駅を見てきたが、大きくて活気はあるが、人ごみと広さに疲れてしまう都会の駅や、駅舎は立派なのに、ひと気が無い閑散とした駅というのは、やはり悲しい。 一方で、1時間に1~2本程度しか電車が来ないのに、待合席が明るい声で賑わっていたり、ちょっと置いてある飾り物や花や景色で癒される駅は、待ち時間が長くても大きなストレスを感じないことが多かった。

 では、西条駅は?と考えてみると、そこそこの便数があり、お店もあり、利用客もいて、待合の椅子もあるのに、どちらかといえば暗いイメージの駅。待ち時間の10分が長く感じられる。

 今回の工事で北口と南口がつながり、バリアフリー化もされるのであれば、少し人の流れも変わって良い変化が出てくることを期待している。どのように生まれ変わるのか、3年後が楽しみである。

(2011/12/27)


         



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